寺田有希

目指すはインターハイ、さらにその先へ

寺田にはふたつ下の妹がいる。同じ頃からMTBに乗り始め、今は別のチームに入ってロードも走っている。一緒に練習したり、高体連以外のレースは一緒に出場する事もある。姉妹で張り合う事はあるの?と聞くと「それは無いです」と笑って答える。


レース前、妹と並んでアップする(2013年JBCF幕張クリテリウム)

「力は同じくらいなんですけど、得意分野が違うんです。妹は短距離が得意なんですけど、私は長距離の方が得意なんです。」

だから、実はトラック種目は苦手なのだとか。それでも、インターハイは最大の目標だ。

「今年の県大会か地区大会で上位に入って、インターハイにに出たいです。その為には、トラックを頑張ってタイムを出せるようにならないといけないんですけどね」

一方で、実業団レースのような、上のクラスの選手と走れるレースは面白いと感じる。

「自分より強い人達と走るのは面白いですね。でも、登りで足が無くてついて行けない事が多いので、今年はそこを強化して、登りでかかるアタックについて行けるようにしたいです」

ところで、高校2年生になったばかりでちょっと気の早い話だが、卒業後の事を聞いてみると、大学進学を考えていると言う。

「来年は大学受験になるので、あまり自転車に乗れなくなるかもしれませんね・・・せめて夏頃までは乗っていたいです。まだまだ自転車は続けたいので、出来れば自転車部のある大学に行ければいいなと思ってます」

(おわり)

インタビュー日時:2014年4月6日

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