町田友梨恵

トライアスロンをキッカケに自転車競技へ

町田が自転車を始めたのは、大学生の時に留学していたアメリカでトライアスロンをやったのがキッカケ。帰国してからもトライアスロンを続けるつもりで自転車を買った。元々陸上部で長距離種目をやっていたから、それほど抵抗はなかった。

「それでトライアスロンの大会に出てみたんですけど、お話にならなくて・・・。不完全燃焼になってるところに、当時お世話になっていた自転車チームの人から、『じゃあ自転車で頑張ってみなよ』って言われて、自転車競技に移行したんです」

それから約1年後の2011年、RGJの存在を知り、トライアウト前の加入を直訴した。

「女子の自転車チームがあると知って、本当はトライアウトまで待たなければいけなかったんですけど、どうしてもって。そしたら、全日本選手権の結果を見て判断しますと言われたんです」

2012年JBCFしもふさクリテリウム。レース終盤に飛び出した米田(後)と町田(前)が1-2フィニッシュ。RGJが表彰台を独占した

結果が認められ、晴れてRGJに加入した町田は、その年のデュアスロンの世界選手権に日本代表として出場。2012年には、ニュージーランドのステージレースに日本代表チームの一員として出場した。

「ニュージーランドのレースは良い経験でしたけど、とにかくきつかったですね。その時は、当時在籍していた会社の仕事がとにかく忙しくて、練習どころじゃなかったんです。現地では体調も良くなかったし・・・。でも、そのおかげで帰国してすぐ出場した『JBCF下総クリテリウム』では、米田さんと1−2フィニッシュを決められましたからね」

今でも米田とは「ああいうレースをもう一度したいね」と話すと言う。

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