2011年 岩手
別府史之が5年ぶりの全日本制覇
東日本大震災があったこの年、大きな被害を受けた岩手県で初開催された。
この年はヨーロッパで活動する4選手・・・別府史之(レディオシャック)、新城幸也(ユーロップカー)、土井雪広(スキルシマノ)、宮澤崇史(ファルネーゼ ヴィー二 ネーリソットリ M チポッリー二)ら全員が帰国して出場。特に、6年ぶりの全日本出場となる別府に注目が集まった。
その期待に応えるべく、別府はチーム戦で挑んでくる国内チームをものともせず動きまくった。レース序盤、単独で逃げグループを追走して合流。その後集団に吸収されるも、最終列車にはキッチリ乗り、最後は新城と清水都貴(チームブリヂストンアンカー)、西薗良太(シマノ)、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)をスプリントで下して優勝して見せた。
表彰式で別府は「震災で被災した人達の為に、全日本チャンピオンジャージを着てヨーロッパで走りたかった」と語った。
全日本選手権 男子エリート
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