2003年 広島
「逃げる男」福島晋一が全日本初制覇
レース序盤、5人の逃げが決まる。メンバーは福島晋一(アンカー)、野寺秀徳(シマノ)、真鍋和幸(ミヤタ)飯島誠(ラバネロ)そして晋一の実弟で、フ ランスのアマチュアチームで走る福島康司。泳がせば逃げ切ってしまうであろうメンバーが揃っているにも関わらず、メイン集団はまったく動かない。レース終盤、前年チャンピオンの鈴木真理(シマノ)を含む8人の追撃集団が形成されるが、5分以上開いた差を詰めるには遅すぎた。
ノルマンディーでのレースを教訓に、しかけるのをギリギリまで待ったという福島晋一が、先行した野寺をかわして初優勝。ハンドルを叩いて悔しがる野寺。その後方で、兄を献身的にアシストした弟・康司がバンザイしている。
全日本選手権 男子エリート
2000年 | 2001年 | 2003年| 2006年 | 2007年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年