RGJチーム事務局です。先日、こちらのRGJチームブログでも告知していました、8月30日と9月2日に中国・北京と海口で開催されたUCIシクロクロスレース「Qiansen
Trophy Cyclo-cross」に、Ready Go
JAPANチームから須藤むつみと伊藤千紘が参戦し、9月4日に無事帰国しました。(写真撮影:abema、安田 朋子)
http://readygojapan.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/rgjuci-921e.html
今回の中国CX参戦メンバーは以下となっておりました。(敬称略)
Men Elite
小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)
向山 浩司(SNEL
CYCLOCROSS TEAM)
金子 楓(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
松本 駿(TEAM SCOTT)
松尾
純(MIYATA-MERIDA VIKING TEAM)
Women
須藤 むつみ(Ready Go JAPAN)
伊藤 千紘(Ready Go JAPAN)
Staff
諏訪 孝浩(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
安田 朋子(Ready Go JAPAN※)
菅田
純也(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム※)
※エントリーの登録上のチーム名です。
RGJチーム選手は、双方ともにアジアのレース遠征は初めてでしたが、UCI公認レースで、しかも既に北京については3年目の開催ということもあり昨年までのレースに参戦経験のあるスタッフや選手も同行していたので、いろいろと事前に情報をいただきながら、ご協賛各社様やご関係者様のおかげで急な遠征決定にも関わらず、準備を整えることが出来ました。
現地ではホスピタリティー溢れるレース運営で、いろいろと勉強しながらコース試走や日々の調整を慎重におこなうことに努めました。RGJチームとしての目標は女子エリート15位以内で獲得できる「UCIポイント」を日本に持って帰ることが使命として戦いに臨みました。
両レースともに、エントリー状況やレースを見た感じでは、アジアからの参戦は私たちのみで、ほかアメリカやカナダ、オセアニアなど、そして欧州からの参戦選手が主となっており、地元中国の参戦はありませんでした。
8月30日は1st race Yanqing Station(UCI・C1クラス) 会場: Yanqing County,
Beijing,China(北京市延慶県)で、比較的に涼しい気候ではあるものの、レースでは汗の止まらない気温で、林間部の硬いオフロードの跳ねるようなコースを駆使する平坦貴重なレイアウト。
女子エリートは17名が出走し、RGJ須藤は完走を果たしたものの、目前でUCIポイント獲得ならず16位となりました。RGJ伊藤はマイナス1ラップで17位でした。
9月2日には2nd race Qiongzhong Station(UCI・C1クラス) 会場: Qiongzhong county, Hainan
province,
China(海南省瓊中リー族ミャオ族自治県)にて開催され、月の半分は雨が降るという湿気の強い蒸し暑いコンディションのなか、テクニカルな箇所やグラベルロードも入るMTBレースのようなレイアウト。
女子エリートは17名が出走し、RGJ須藤は13位でレース完走、RGJ伊藤はマイナス3ラップで完走ならずも15位となり、揃ってUCIポイントを獲得できました。
2レースともに完走を果たした須藤は「出来れば2レースともUCIポイントを獲得したかったが、何とか2レース目で取れて良かった。男子選手5人とともにレースに思い切って臨めたのは帯同スタッフと現地レース運営のおかげ。心から感謝しています」とコメント。
伊藤は「初めてのUCIレース参戦でしたが、とても勉強になった。次回に参戦が叶うなら確実に完走出来るように、更に練習を頑張りたい!」とコメントしました。
レースについての情報は下記に掲載されております。
・1試合目「北京」レースレポート(シクロワイアード)
http://www.cyclowired.jp/news/node/177185
・2試合目「海南島」レースレポート(シクロワイアード)
http://www.cyclowired.jp/news/node/177603
・八重洲出版「サイクルスポーツ.jp(WEB版サイクルスポーツ)」速報
http://www.cyclesports.jp/depot/detail/52572
・1試合目のレース動画(中国TV放送)
http://www.letv.com/ptv/vplay/23404550.html
・2試合目のレース動画(中国TV放送)
http://www.letv.com/ptv/vplay/23425498.html
男子エリートレースについても、2戦ともに果敢に戦い、先にレースの終わった女子陣は、出来るだけレースをサポートしながら男子エリートの走りを間近で見ることで、また学ぶことが出来ました。
レース後の交流会では各国から集まった選手たちと交流を深めながら、シクロクロスを愛する選手たちの気持ちには国境がないことを改めて感じました。
かなり早めの時期にシクロクロスの、しかもUCIの最高峰クラスレースに参戦したことで、いつもよりも準備や練習をすることが出来たので、今後の国内シクロクロスにおいてもRGJチームで活躍が出来るようにしていきます。
併せて、10月ごろまで続くロードレースでも、シクロクロスでつけたパワーは生かせるので引き続き良い結果をご報告できるように頑張っていきます。
最後に重ねて、今回の遠征にご協力いただきました皆様、ご声援をいただきましたRGJチームファンの皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。